日本の就職システムは面倒過ぎる気もする

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via http://egone.org/

目下就職活動中の、私の知人が愚痴っていたのですが、「フリーターやらニートやらが増えるのは、日本の就職におけるその過程が面倒過ぎることが原因の一つだ!」と。

ふうむ、確かに、めんどい。その点は同意です。

その知人はこう続ける。「筆記試験だの、×次面接だのと、ややこし過ぎる。企業は採用の基準と過程をシンプルにするべきだ。また、巷では相変わらず『できる人』が持てはやされる傾向があるが、『当社の仕事は簡単です。誰でもできます。でも給料低いです。』という採用基準を前面に打ち出した企業が皆無なのは一体どういう事だ。楽な仕事であれば薄給でも構わない、と思っている人間は少なくないはずだ。日本の企業は何をしているのだ!」と。

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いくつか理由らしいことも想像つきます。

1、就職者にとっては企業は「大勢あるなかの一つ」であるのに対して、企業にとっては「大事な大事なわが社」なので、そのように「簡単よ」と言い切れない。

2、やっぱり「簡単ですが、給料低いですよ」と、企業価値までうっかり下げてしまいかねないことは公言できない。

3、既存の従業者からの反発やモラルハザードが予想できる。