もう一つのほうの授業は今日も休講だったわけですが(これで3回目ってのはすごいなあ)、今までの講義でちょっと面白かったことをメモします。

有効性と効率性と効果的の違い、です。字面だけじゃないんですよ。今、監査基準委員会報告書を読んでいたら出てきたので思い出したんですけど。

ええと、一般的に「コスト」と「結果」の関係でお話します。(監査論では「監査手続き」と「監査の品質」という関係のようです)

・有効性 コストの増加分に対して、結果の増加分をできるだけ多くする。

・効率性 得られる結果が一定のとき、コストを最小化する。

・効果的 コストが一定のとき、結果を最大化する。(これだけ「的」と表現する)

特に、効率性と効果的の違いは、ミクロ経済学の「費用と効用」の関係に似ているなあ、と思いました。

あと、100円均一のお店でお買い物するときも、「効果的」を考えます。(コストがどれでも100円で一定なので)