スタンフォード大、iTunes経由で講義などを配信--S・ジョブズなどの講演も

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20090302,00.htm

10月後半に始まったStanford on iTunesは、大学が講義やインタビュー、学位授与式のスピーチなどを、「iTunes Music Store」のようなシステムを通じて一般に公開する初の試みだ。

スタンフォード大学のコミュニケーション学部でウェブコミュニケーションディレクターを務めるScott Stockerは、学部生も同校のiTunesプログラムを利用して、授業内容を聴くことができると述べている。

Stockerによれば、同校は人文科学入門などの講義内容をオーディオファイルとして配信する実験を進めているという。当初は4つのコースでこうした実験が試みられていたが、秋学期に入り、これが8コースにまで拡大された。

大学の講義は,教室を飛び越えます。飛び越えて視聴に耐えるほど,品質を維持する必要があるのです。

他大学の動きもあります。

デューク大学は2004年秋に、オリエンテーションの資料を収めたiPod1600台を新入生に配り、こうした動きの先鞭をつけた。現在同大学では学校全体でiPodを授業に取り入れ、授業の資料を保存して、いつでも、どこでも活用できるようにする計画を進めている。

そのほか、ブラウン大学やミシガン大学歯学部、そしてスタンフォード大学などでは、Appleと提携し、iTunesを使って学生に授業の模様を配信する試みを進めている。