いきなりコンサルタントに抜擢されたSEが読むべき3冊
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2005/11/se3_7fbd.html
たぶん私が読めるのは一冊目だけです。(あと二冊は専門書,とはいえここで紹介されたアイディア自体は面白い。)
- 作者: 齋藤嘉則,グロービス
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1997/01/01
- メディア: 単行本
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更に,その本がなぜ必要なのかを説明している部分が興味深いです。
3冊目の紹介の前に、コンサルティングのお仕事についての「違和感」を吐き出してみる。
この仕事はハードだがものすごく面白い。ロジックを組み立てたり、プレゼンテーションしたり、論理の土俵でやり込めたりするのは、これまでの仕事と違って脳が面白く働いてくれる。わたしが考え抜いたロジックを、偉い人がさも自論のように吹聴しだすのを耳にすると、かなり爽快な気分になれる。
なるほど,偉い人に容れられるようなロジックが提案できれば,爽快な気分になれますね。
しかし、慣れてきてからずっとある「違和感」に付きまとわれている。その違和感はこういう疑問でやってくる→「本当にこれでいいのか?」。何か大事なものが足りないような、考える基盤から抜けているような違和感。
それは「データ」だということに気付いた。
生データのことのようです。
ぶっちゃけ、コンサルの提案なんて、3つしかない。無くすか、替えるか、効率を上げるかだ。どんなに飾って理論武装しててもこの3つから出ない。違和感を感じているのはその対象だ。連中はプロセスにのみ着眼し、そのプロセスを無くすか、替えるか、効率を上げるかしか考えない。そのプロセスがどんな「データ」を扱っているかは考慮しない。
本質はその三つに集約できそうですね。効率を上げるのは好きです。