id:mittyさんへ

うちの書庫*1にしまい込んでいたのを探すのに時間がかかりました。見つけましたので、ご連絡します。

魅瑠玖鼎(みるくてい)……文化華やかりし唐代中期 伝説の茶聖陸羽が当時の名匠に作らせた、瑠璃と黒玉から作られた宝器をさす。

この宝の争奪を巡って、妖術を指先で自在に操る主人公由紀は女人の姿に変化して幼馴染左(ひだり)と高級中学の同窓生水面(みなも)とともに、中華大陸を縦横無尽、八面六臂に大活躍する空前絶後の冒険行を描いた小説『指先魅瑠玖鼎』は、明代に成立。広く大衆に読み継がれ、邦訳(「ゆびさきミルクティー」)もこのほど出版された。

ちなみに、この器に注がれた、熱湯抽出した茶葉を濾して牛の乳とともに注いだ飲み物が17世紀初頭に東インド会社によって英吉利に伝播し「ミルクティー」と呼ばれるようになったことはあまりにも有名である。(民明書房刊、『中国茶に見る世界史』)

参考URL:陸羽・LuYu:(733~804) 

http://www.tea-jp.com/tea/chabunka/chajing/

http://www.biwa.ne.jp/~yikai/teabk/teabk1.htm

鼎について http://www5a.biglobe.ne.jp/~minnami/link304.htm


というようにはもちろん思ってませんが、私の知っている「ゆびさきミルクティー」はこんな感じです。

・主人公は女装するらしい

ダブルヒロインで「きまぐれ☆オレンジロード」と構図が似ている

・ラブコメ

・あまあま(たぶん、どちらかがドジっ子でつまづいた拍子に主人公に抱きついちゃってドキッ!とかそういう感じ)

・濃い(カルピス原液並み)

・読み切りから連載に昇格した。(「忍空」みたいな感じ?)

・お兄ちゃんたちに人気。

話だけ聞いていると、女の子受けも悪くなさそうなのですけど、どうなんでしょうか?

でも、今回ちょっと思い直したのですが、

・「さきミル」 だと「今先」 を思い出して

・「さきミティー」 だと 「魁!クロマティー高校」 を連想するほうが自然です。


もいっちょ

おいしいミルクティーの淹れ方

http://www.verygoodtea.com/teapage/tea/recipe2.html

紅茶の歴史

http://www.ayati.com/TEA/REKISI.HTM


紅茶好きなので、書いてて楽しかったです。

*1:そんなものがあればとても幸せなのですが。