Google、はてなの後、人間の脳に求められるものとは?
http://lsty.seesaa.net/article/5421770.html
via http://ariel.s8.xrea.com/news/news_index.htm#07
脳の働きを
情報を【1:取捨選択】し【2:記憶】し、情報と情報を【3:結び付け】て【4:新たな情報を創出】すること
と定義し,
今のように誰もが情報を手軽に記憶(記録)できる時代になると、【1:取捨選択】は保留して、とにかく【2:記憶】、でもOK。記録したあとに取捨選択すればよいのだから。
・そしていまや、情報の【1:取捨選択】はGoogleがやってくれる。
・さらにはてなは情報の【3:結び付け】を、我々の脳の代わりにやってくれる。
と,1,2,3の全てが代替できるとしているため,最後の4はどうするのか?との問題提起がされています。
直感的に思いつくのは,これらはあくまで補助的な役割でしかないことです。googleにしてもはてなにしても,明示化されたアルゴリズムでしか動けないため,限定された役割は果たせるでしょう。しかし,発達の余地は大いにあり,それは実際の脳の働きを近似できたとしても,代替まではできないように感じています。
つまり,明示化できる部分はシステムで明示できるが,明示できない部分は表現しようがなく,脳の働きには明示できる部分と明示できない部分に分かれているように感じているからです。
うーん,漠然としています。
昔のSF的な議論と似ていると感じました。発達しすぎるとこうなる,と問題提示されるのですが,実際には仮定された段階までは発達できなかった(技術やコストの問題で)ため,起こらなかった問題を扱っているような。
月に住む,とか,宇宙旅行が手軽にできるようになる,とか,超高齢社会(死ねない)とか。