エンジニアに贈るエール、「理系思考」とは? - @IT自分戦略研究所
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/special/rikei/rikei01.html
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著者はエンジニアから経営コンサルタントへと転身したが、うまくやってこられたのも理系思考が身に付いていたからこそと分析する。理系で培われた工学的な論理や分析手法が、顧客が求めるロジカルで納得できるレポートを作成するのに有利に働いたという。
説得的であるためには,論理が明確であることが武器になります。
「ビジネスの基礎や人事のしくみというのも、理系的な思考回路でひもとくと、けっこう簡単で単純な論理から成り立っていることがわかる。理系人間から見ると、文系の人間は、それをわざわざ小難しい言葉や理論にしてこねくり回しているとしか思えない」(28ページ)。
そういわれれば、ち密な世界を単純な理論に分析するのが理系で、単純な理論を組み合わせてち密な世界を創造するのが文系なのかもしれない。
こねくり回して,はちょっと過度な表現ですが,確かに,文系の表現の多くは,精確を期すると細かく細かく増える傾向があります。
エンジニアの素晴らしさはどんな困難な課題でも技術で克服することができることだ。
これはいいですね。どんな,と言ってもさすがに限界はありますが,限界を遠くすることがすばらしいことです。
この本が底本です。
- 作者: 大滝令嗣
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2005/09/23
- メディア: 単行本
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