普段はあまり、他サイトさんについて言及なんてとてもとてもおこがましくてできないのですけど、ちょっぴり。このトピックには常々興味がありました。文章について、です。

自分は普段、複雑なことを考える回路を頭の中に作っておらず、むしろできるだけシンプルにクリアに加工するよう回路付けているので、他のはてなユーザーさんたちの水準まで考え切れません。

直観的に、「わかりやすさ」と「精確さ」はどうやらトレードオフというか二律背反の関係に近いんじゃないかなあ、と捉えていたくらいです。それで、筆者側が目的によって段階を切り替えていくべき、と、それは趣味嗜好のレベルで感じていました。読者の自分にとってわかりづらい文章は、更に「自分にわかりいいように」脳内翻訳している状況です。(和→和、ですね)テキストに慣れれば、あるいは「難しい文章」も翻訳なしで読めるようになる、かもしれません。ある程度までは、読者側の訓練によるのかなあ、と予想しています。予想です。

と、ここまで打って気がついたのですが、二つの視点が存在しますね。「読者」としての視点と、「筆者」としての視点です。自分の場合は、そこを分離しないとまとめにくいテーマです。

もう一つ、面白いなあ、と感心したのが、おそらくは各人のバックグラウンドなどで、それぞれ重要視するところが異なる、ということです。自分の発想にはない視点から、改めて捉えられることに、センスオブワンダーの興奮を覚えます。

あと、自分は山形浩生さんの文章は好きです。あまり好きでない方もいらっしゃいますけど、リズムが良く、半ば意地悪なところが魅力的です。(でも、苦手とか嫌いと言われる理由も少しだけわかる気がします。)

よーし、どきどきだけど更新しちゃうぞー。

ペダンチストとトリックスター

http://bx.sakura.ne.jp/~kyou/CGI/diary/log/wd200306.shtml#ad30

むつかしい文章のこと

http://d.hatena.ne.jp/koseki/20030703#1057164472

ぶんしょうのわかりやすさについて

http://d.hatena.ne.jp/jouno/20030703#1057168372

嫌いとか言ったら殺されそうなほどみんな好きだけど、わたしは嫌い

http://d.hatena.ne.jp/achaco/20030703

文章の難しさについて(タイトルがなかったので文頭を抜粋しました)

http://d.hatena.ne.jp/cu39/20030702