珍しく
今日は軽くランニングといってその最初の2.5kmで結構しんどく、「もう少し体力をつけるべきだ」と兄弟子の人に言われたりしました。ほんと無理だし、あきらかに他の人の足手まといだったので、一人でちまちま走っていようと思いました。が、私のジャージズボンはまっピンクのYONEXという派手な代物*1で、一人で走るのもちょっととためらいがちです。うそ、疲れたけど気持ちよかったですよ。支障ない程度に走ろうと思いましたよ。実いうと体が辛くてさっきのゼミでの疑問点や思いついたことを考えていたことが、わりと良さげでした。辛いのを自覚したくないので、ほかの事を考えて紛らわせてるんですね。
どうなんだろうなあ。
その後、卒業している兄弟子の人にアドバイスされました。えーと忘れないうちに順不同に
1、いつもメモ帳を持ち歩いて思いついたことはすぐメモ
する。アイディアは机上ではなく、違うことをしているときに出てきやすいし、忘れるともったいない。30個くらいあれば1、2個使えることもある。
2、論文構成を考えて、着手しやすそうな章から書く。
3、研究ノートとして先行研究をまとめたものを発表する
。
4、ひと段落着いたら哲学の本だとか、専門とは関係ないような本を広く読む。
5、できれば二ヶ月に一本書き上げる勢いで集中して取り組む。
6、いろんなところから問題意識を見つける。アンテナを広げる。
7、統計関連は医学関連の「医者のための」というタイトルの書籍を読むと、統計的手法の性質を「なぜ使ってはいけないか?」という視点で書いているのでわかりやすくて面白い。
8、研究するときは、ある経済事象に対していくつかの(先ずは二つくらい?)の仮説を立てて別のアプローチを試してみる。手法ありきではなく、問題意識に沿ってどの手法が使えるかをみる。
9、先生に言われたことを箇条書きして、ことあるごとに眺めて考える。
10、草稿は何度でも先生に見てもらう。
11、先生の論文を読んで、言い回しや論理展開を盗む。例として「木を見て森を見ず」とか「本丸を攻めるには先ず外堀を埋め立てる」*2という言い回しが、文意として闊達だと挙げていました。
12、直し方の特徴も盗む。
一時間くらい私突っ立ったまんまでお話ししてもらったんですけど、示唆に富んだ内容で、ただで一人だけでこんなに聞いてていいのかなあというくらいでした。ありがとうございました。何か、見える形でいずれはお礼しないと。